私にとって、今はマラソンシーズン真っ只中。

この3月は3本、フルマラソンを走りました。

まあ、ちょっと異常ではあると自分でも思うのですが、

ロングのトライアスロンのトレーニングにもなるかな、

と思い、そんなプランを入れてしまいました。

レースに関していえば、

今年の私にとって一番大きく重要な目標は

9月のロングトライアスロンに完走すること。

過去2年チャレンジしつつもまだ完走できておらず、

3度目の正直となるレースです。

そのために、昨年晩秋あたりから

かなり密なトレーニングメニューを自分に課して

日々、取り組んできていました。

そんななか

マラソンシーズンに入りレースをこなしているものの、

いまひとつ思うようにパフォーマンスが出せない私がいます。

もちろん、マラソン用に特化してトレーニングをしているわけではないので、

“自己ベストを狙う”

というような大それたことをいう気なないのですが、

それにしても、

どうも身体が思うように動かない。

結果がついてこない。

そのことについて、

東京マラソンが終わってから

マイコーチとじっくり話をしました。

そのとき、

「何が足りないのか？」

を問う私に、

コーチは、

「その反対！」

と応えました。

つまり、

「“過剰”だ」

と。

言われてすぐに思い出しました。

ハードなトレーニングメニューをやると決めたとき、

コーチから

「それで無理はないのか？　本当にできるのか？」

と聞かれたことを。

そのとき私は、

“やってみなきゃわからないし、多分大丈夫のはず”

という気持ちで、

「なんとかなる」

と応えました。

そこからは、私の持ち前の規律性が大いに発揮されました。

“決めたらやる”

少々疲れていようが、忙しかろうが、

“決めたことをやる”

ことは、私にとってはとてもとても大事なことであり、

幸いそのこと自体は苦ではなく自然なことで、

逆にやらないことの方が気持ち悪い。

これは、うまく作用すると

とても素晴らしい素質だと自分でも思うのですが、

今回は、全くもってそれが裏目に出たと思います。

自分らしく

“プランをこなすこと”

が目的となってしまっていました。

よって、

慢性疲れが抜けず状態に。

これでは、ベストなパフォーマンスを出すことなんて

できなくて当たり前。

そこに大きく気づかされました。

頭ではよくわかっています。

身体を動かすことだけではなく、

コンディショニングや休養も

同じくらい大切なトレーニングだということ。

でも、そのことよりも、

“自分らしくありたい”

という欲求を

過剰なトレーニングをこなすことで満たしていました。

本当に大切なことは何なのか

本来の目的は何なのか

を全くもって見失っていました。

断捨離トレーナーでありながら、

“過剰”

に対しての意識が低すぎました。

大きく反省です。

もちろん、時がくれば追い込むことも必要。

でも今はそのときではない。

そのメリハリも大切にせねば、ということにも

改めて気づかされました。

そして、実際、

先週からはメニューを減らし、無理をせず、

十分に休養を取ることを

まずは自分に許しました。

（“許す”という言葉自体、私の本質ですね(笑)）

ついつい無意識的に

“過剰”

に走る傾向があるということを常に意識する

ということが私には必要ですね。

こういうことを気づかせてくれた

マイコーチに

心から感謝したいと思います。

今回はこのあたりで。

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