夏が近づいてくると、特に女性の間で話題になるのはダイエットのこと。

雑誌の特集記事も目につくようになります。

幸い、と言っていいのかどうかわかりませんが、

とりあえず体質的なことと、

（人並以上に(笑)）運動習慣があることで、私自身は

その悩みを持たずに済んでいるのですが、

「痩せたい」ということは、

多くの女性の“願望”のひとつであることは確かのようです。

ダイエットには

食事

運動

生活習慣

など、いろんな側面からのアプローチがあると思いますが、

断捨離的観点から語ると、

「入れ過ぎずしっかりと排出する」

その一言につきます。

と言ってしまうと、

「それができないから悩んでるのよ！」

というお声が聞こえてきそう・・・

ということで、

もう少しその言葉を噛み砕いていこうと思います。

先ず今回は

「入れ過ぎず」

という言葉。

これは決して

「食べることを制限しろ」

ということではありません。

「自分の身体にとって余分なモノを取り入れるのはやめよう」

ということです。

そして、

身体に余分なモノを取り入れてしまう

その最たる例は、

“おなかが空いていないのに食べる”

という状況。

時間だから

残っているから

手持ち無沙汰だから

人が食べているから

ストレス発散に

もったいないから

実は、こういう行動をするのは人間だけ。

（ただ最近ではペットも飼い主によってそういう状況になることがありますが）

基本、野生の動物たちに肥満という状況はほぼ皆無と言っていいはずです。

そう、ダイエットと無縁の野生の動物たちは

「空腹だから食べる」

のです。

いかがでしょう。

あなたは、いつも

「おなかが空いているから」

食事をしていますか？

もしかすると今の現代人にとって

経済的に困っているわけではないのに

「おなかが空く」

という状況は、ある意味とても贅沢な状況ではないか、

と最近私は感じています。

しっかりエネルギーを使えているということ

食事をする時間を選べるということ

また、おなかが空くことによって

自分の身体が本当に欲するモノがどういうモノであるのかが、

明確にわかるようになります。

汗をいっぱいかいたら

塩分が高いモノが欲しくなるように

タフに身体を動かした後に、

しっかりとしたお肉が食べたくなるように

ちゃんと足りないモノを補おう、

身体にとって必要なモノを取り入れよう

という意識が自動的に働くようになります。

きっとそういう状況で摂る食事は、

身体に悪いわけがありませんよね。

そして、

現代の私たちが

おなかを空かせるために一番手っ取り早い方法は

やはり、

“適度に身体を動かす”

ことなのかな、と。

いつも動き回っている私の場合、絶えず

「おなかが空いた」

と言って、周囲に笑われことが多いのですが、

これって本当に幸せなことなのですよね。

食べることを制限するのではなく、

おなかをしっかり空かせること。

ダイエットの意識をガラッと変えてみてください。

「“本当に”食べたいモノを食べたいときに食べる」

実は、それが身体にとって一番良い食べ方なのだと思います。

今回はこのあたりで。

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