そぎ落として見えてくるもの

2020.07.6

ゴールデンウィーク辺りから

ランニングの際にランシューズではなく

「ワラーチ」という、

草鞋（わらじ）を原型とした靴？というか草履的なもの

を履いて走っています。

もともとマイランニング＆トライアスロンコーチが

昨年春辺りから使い始めたこともあり

興味本位とちょっとオシャレな感じがして

自分用にも作製しました。（完全自分仕様のオリジナルです）

昨年から暖かい季節にはワラーチで少しずつ歩いたり走ったりしていたのですが、

この春から秋にかけてレースもことごとく中止となり

ある意味足を鍛えるのにじっくり時間が使えるようになったので

ちょっと本格的に使ってみようと思い立ちました。

雰囲気的には、ビーチサンダルに紐がついていて

足首にしっかりと固定されている感じ。

つまり、底は8㎜程度しかなくぺらぺらですし、

足も全く覆われていません。

極端に言えば、裸足+α程度で走っているようなものです。

ランシューズと比較すると

全くクッションもなく

足に負担が直接かかります。

うまく足を運ばないと

足の裏やすね、ふくらはぎを痛めます。

一方、

自分の足の運び方や使い方がよくわかります。

どこに力を入れているのか

着地や蹴るときのくせ

左右の使い方の違い

などが、直接感じられます。

そうやって走りながら

より負担を少なくする走り方や安定性を高め

足の筋力を増強し

あらゆる場面で対応できる足を作ろうと

徐々にワラーチでの練習を強化しています。

ウォーキングから始め、

5キロラン、10キロランと距離を伸ばし
先の土曜日には、やっと22キロ、

ハーフマラソンの距離をなんとか走れるようになりました。

さすがに、走り終わってから右足首周りにちょっと痛みがあり、

今なお鈍痛が残っていますが、

やはり蹴り足の右足に負担がかかっていることがよくわかりました。

コーチに言わく

「それくらい当たり前」と。(笑)

これも上達するためのプロセスのようです。

もちろん、他にも利点はいろいろあって

軽い、涼しい、お手入れ簡単

そして、可愛い。

夏には最適ですし、

持ち運びにとても便利。

最近の出張は必ず持参しています。

一カ月ほど前、新たに2足新調し、

シートや紐も自由に選べるので

その時々の気分で使い分け、楽しんでいます。

ある意味、

快適な機能を削ぎ落した（断捨離した）ランシューズ。

そうやって走って見えてくるものもたくさんあることがわかりました。

引き続き

無理なく楽しく履きこなしていこうと思います。

今回はこのあたりで。

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